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リレーエッセイ11月 essay

フラと私                              村本 聡子


 今日、私はフラのボランティアで、とある老人施設へ行きました。
ここは、ひょんな事から訪問することになったのです。
 私達フラ仲間は、ランチお誕生会を時々するのが楽しみで、今回はどこにしようかと色々考えますが、私は以前ある知り合いからフランス料理の美味しいお店があるから一度行かれて下さいね!!と言われた事を思い出し、そこを提案して、早速、みな興味津々で行ってみました。
 ところがそこは、なんと老人施設に併設されていたフランス料理のお店だったのです。広いお庭の芝の緑がとても綺麗で印象的でした。
 さて、美味しいお料理をいただきながら、こんな所でフラが出来たら良いね!!とみなで言っておりましたら、スタッフさんのご好意でトントン拍子に話が決まり、今日に至った訳です。
 どこでどんな縁があるか分からないなと、今日は喜んで出かけました。
 私はフラのボランティアをライフワークのひとつにしておりまして、月に数回は老人施設、その他のイベント等に出かけます。
 7年前からフラの教室に通い始め、50の手習いで覚えが良いはずもなく、最初はとても苦労しました。それが発表会、イベント等々ステージを踏む度に、人前で踊る楽しさを覚えていきました。
 自己満足の域ではありますが、老人施設には化けた私に、わぁかわいい!!ドレスも素敵ね!!と、もう主人にも言われなくなったようなことを言って下さり、アンチエイジングに少しでも役立っているのかな?と心の中で笑っています。
 今年の震災後5月に行ったボランティアは踊れる事が幸せで、場所を提供して下さった方々に感謝の気持ちで胸が一杯になりました。
 また、最初笑顔がないご老人も段々ニコニコ、目が輝き始め、そして動作を真似ていらっしゃる姿に、こちらもヤッターという気持ちになります。素敵なおじいちゃま、おばあちゃまが沢山で、こんな風に年を重ねたいなと思う事も多々あります。
 いつもボランティアを終えて思う事は、こちらが元気を頂いて帰っているなぁという事です。また明日から頑張ろうという思いです。
 これから何年続けられるか分かりませんが、もっと練習を積み、いろいろなステージ、そしてハワイで踊る機会が与えられる事を願い、あと5年を目標に頑張ろうと思うこの頃です。
    




 国際ソロプチミスト熊本−すみれ

<例会日>
 毎月第3木曜日 午前10時〜
<例会場>
 ANAクラウンプラザホテル
     熊本ニュースカイ

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