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リレーエッセイ 12月 essay

肩書を持つ事                            古崎喜代子


 思えば15年前ソロプチミスト熊本―すみれに入会してから、気付いたら私も仕事以外の活動とそれに伴う肩書が少し増えてきました。
 実は、他の女性会の記念式典でご挨拶を頂いた熊本県副知事が、これからは女性もどんどん肩書を持って下さいと言われたことが印象的でした。ご本人も若いからこそ肩書の大切さを実感されているのでしょうが、女性が肩書を持って活躍して頂くと、どこにどのような女性が活躍しているかが分かり易く、たくさんピックアップ出来ると言われるのです。

一概には言えませんが、私達世代は女性自身に肩書を持つことへの気恥ずかしさや、その重要性に気づいていない所がある気がします。現在、国を挙げて女性の活躍を推進している中で、私たちも、もっと積極的に肩書を持つべきなのかもしれません。仕事、地域、ボランティア、活動の場面は様々でも肩書を生かしながらたくさんのご縁を広げていくことが、高齢化社会の長い人生での社会との繋がりに結びついていくのではないでしょうか。

 ソロプチミストに入会したことがきっかけで、たくさんの社会参加の機会や、素晴らしい方々との出会いを頂きました。サラリーマンなら来年定年を迎える年齢になり、今までの自分の歩いて来た道、これからの自分の行く道を、ふと足を止めて考える時があります。これからも新しい肩書との出会いがあるかもしれませんし、離れていく肩書もあるでしょう。少なくとも可能な限り社会との繋がりを大切に、これからは誰かの役に立つ生き方をしたい等と思いはめぐりますが、たくさんの岐路を行きつ戻りつ、まだまだ道の途中です。
        




 国際ソロプチミスト熊本−すみれ

<例会日>
 毎月第3木曜日 午前10時〜
<例会場>
 ANAクラウンプラザホテル
     熊本ニュースカイ

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