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 リレーエッセイ

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すみれメンバーが毎月交替で執筆します

今 思う事
平成24年8月
上田 安子

小学6年生の時、急に「地球上から居なくなるのはいやだ」ずーと生きて地球上の出来事や宇宙のなぞを知りたいのに「地球上から消えるのはたまらない」と悩んだことがある。その後、死後の世界があって後孫の生活をあの世から見守ることが出来るらしいと知って安心した。
(そう信じたい)今でも神秘の扉が開くと興奮する。
宇宙からドンドン降り注ぐ「ニュートリノ」という素粒子があって、どんな物質をも通り抜け ひたすら直進するという人体も何兆個と浴びているが感じることはない。そのニュートリノを日本の岐阜県の「スーパーカミオカデン」という装置で証明したこと。どこまでも直進する目にみえない物質を受け止められたという不思議。つい最近17番目の素粒子「ビッグス」が確認された。見えないがどこにでもあって物質をつなぐ(原子、分子、陽子電子等)大切な役割をしていて「神の粒子」と呼ばれていた。
現在118程の元素があってそのうち90種は天然に存在し、人体は20種以上の元素の組合せで出来ているという。
人が生きていく為に必要な物質をあたりまえのように思っているが、深く突き詰めると膨大な神素で成り立っていると考えられる。ヒッグス粒子の証明でノーベル物理学者の益川敏英氏が「これから非常に楽しい時代が来る」と述べておられ「見つかったことは大したことでない。あるべきものがあったから」とクールに言われ私も同感!大変ゴウ慢だが、どんなすばらしい研究も物作りもその対称となる現象物質がそこに存在しているからであり、偶然と偶然で形成されているのではなく、全て秩序があってその神秘や神業を釈明されるのを楽しみにしている。
万物を整理し究明しデジタルテクノロジーインターネットで質問すれば答えるスマートフォン等々作り上げる人間は本当にすばらしい。
「人体」は物理的科学的に解き明かしても途方もないほど偉大な存在の上、身体能力や文化芸術の向上はこの50〜60年でものすごい進歩で、生きているだけですばらしい。自分の心の向くままに努力した先には人を幸せにする能力が生まれるものだという様に、命の大切さを語る時地球より重いという言葉でけでは小さい子供にはわからない。より具体的に親も学校も社会(マスコミ)も教えていったら、いじめ、暴力等他人(人間)疎外することは出来ないはず。善悪の判断は自分を生み出してくれた「神」が私(人間)をいつもみておられてると神を喜ばせることが正しいことで、神が悲しむようなことをしてはいけない。ソロプチミストの誓いのことばの最後に神の為にがある。



 
17番目の素粒子「ビッグス」





              
   
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