リレーエッセイ リレーエッセイ　 すみれメンバーが毎月交替で執筆します 喜寿の茶会 平成２２年7月 濱田康子 　　　　    　紫陽花の花が美しい、さわやかな初夏になりました。 　去年の秋、お茶の知人から来年は喜寿になるので、家元から招待があるので申し込みましょうと誘われてエ〜もう喜寿！７７歳と云われて、自分の年に仰天してしまった事を思い出します。 　月日の経つのは何と早いことでしょう。 　しかし喜寿になったら長く続けた茶道の一区切りとしてお世話になった先生や先輩、友人そして２５年も在籍したすみれクラブの方達を招待して、好きな道具で茶会を開きたいとかねてより思っていたことを実行する決心を致しました。 　それからは準備に目の回るような忙しさが続き、今振り返って見ると思い切ってよくやったものだと思います。 　当日は不行き届きはないか？と心配致しましたが、説明の足りないところは補って頂き又お客様方の暖かい眼差しと優しい言葉に恥をかく事もなく無事茶会を終える事が出来ました。それも皆友人や社中の人達、そして家族の応援の賜とその幸せを噛み締める事が出来ました。正に「一座建立」「一期一会」の有り難さをつくづく思い至った一日でした。 　すみれクラブからも沢山の方にご出席頂き、一段と華やいだ茶会になり沢山のエネルギーと楽しさを頂戴し心から感謝とお礼を申し上げたいと思います。 　国際ソロプチミスト熊本-すみれ創設以来２０数年ソロプチミストとして在籍し色々な事に奉仕させて頂いた事に深甚の感謝を申し上げたいと思います。