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 リレーエッセイ

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すみれメンバーが毎月交替で執筆します

自分と向き合う
平成21年9月     
工藤 みきよ     
 今年の4月から、友人達と、積立を始めた。
旅行に行きたいと毎回会うたびに話をするのだが、なかなか実現しない。
積立はそのための口実である。

 子育て中には、友人だけで旅行に行くなど考えられなかった。
また時間の余裕などなかったが、少しずつ余裕もできた。

 3年前に主人の意向で、団塊の世代の方々を対象に癒しの宿として、大分県九重町に「界ASO」という離れ宿の温泉をオープンした。
私も家族や仕事関係の方々、女友達と何度も行く機会があった。
毎回、紅葉や新緑、四季折々の季節を感じながら、到着するまでの車窓からの眺めも楽しみのひとつだった。
離れ宿での静かなひとときは、日々の生活を忘れさせてくれる時間と空間がある場所だった。こうゆう時間を過ごすことは、これまでなかったので、新鮮な感じがした。

 国際ソロプチミストアメリカの会報誌の中に、女性だけの旅行の人気の高まりがあるという記事があった。私自身が、日頃から思っていることが、具体的に書いてあり共感できるものがたくさんあった。生活や仕事、人間関係から距離をおくことで、再度、自分自身を見つめなおすことができるということだった。

 熊本すみれに入会して早いもので半年が過ぎた。あわただしい日々の中でいろいろなことを経験させて頂き、あっという間の半年だった。
たくさんの会員の方々との出会いで、同性として同じ時間を過ごすことで、今後の私にとってどれだけ大きな成長につながることだろうと思う。

 50歳を目前にし、これからも、自分と向き合う時間を大切にするためにも、小旅行を楽しみたい。
       

       





              
   
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