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 リレーエッセイバックナンバー>2008/06リレーエッセイ

リレーエッセイ 
すみれメンバーが毎月交替で執筆します

緑を育てる気持ち
平成20年6月
上田 安子
       

 私は今68才。すごい数のバスが通り抜ける中心街に住んでいます。

 「ガーデニング」という言葉を誰もが知る以前から、庭がなくてもそれらしく出来ると思い続けて30年。今となっては家の中から外階段、屋上と植木鉢をプランターでいっぱいです。管理が大変でも季節をしっかり感じ取れる答えがあります。特に真夏連日猛暑の屋上の状態を考えてみて下さい。冬の寒さや地上より強い風に耐えても毎年見事に花が咲いてくれる植物があるので、やめることが出来ないのです。

 20年以上も植替えなしのプランターの土はコチコチに固まっているにも関わらずいつの間にか芽を出し時を知らせてくれるクリスマスローズや赤いバラ等々語りつくせません。最近屋上緑化が取り上げられるようになってうれしく思っているところです。CO(2)削減や温暖化防止の為にアスファルト、コンクリートの上でも土と水があれば虫も付かず肥料もほとんどいらない強い緑(植物)をお勧めします。

 カボック、アロエ、サンスベリア(虎の尾)、南天、ヤツデ、シャリンバイ等々。私の経験上空気中のチッ素を吸収して(?)育っているとしか思えません。ビルの屋上緑化は東京で14%だそうです。
しかし私の理想は、ターシャ・テューダーのように暮らすことなのですが‥‥。

 次回の人生は大きな庭のある所でパワーを持った女性として過ごしたいものです。




              
   
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