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 リレーエッセイ

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すみれメンバーが毎月交替で執筆します

感謝の日々
平成19年2月
土井 静代

 私の家の居間から 遮るものもなくよく見える所に 熊本国体開催時に建築されたアクアドームがあります。丸い大きなドーム建築中には ハラハラしたり ドキドキしたりしたものです。
 最初に塗られた色は赤茶、白になり、茶に変わり、次には 真黄黄になり“え こんな色に?”と驚いて“邪魔な色”と心配しましたが 間もなく どんより曇った空にも晴れた空にも よくとけ込む屋根の色に仕上がり ほっと胸をなでおろしたものです。
 今 そのアクアドームは 私にとってなくてはならない プール様々なのです。
アクアドームも完成し、熊本国体が行われた平成11年10月 左股関節の人工骨頭置換の手術を受けました。45日間の入院生活の後、今はなつかしくさえ思えますが、プールのスロープまでは車椅子で行き 水中歩行訓練、しばらくして車椅子は松葉杖になり、次にルフトランドの杖に変わりしながら、私の異物のはいった左足の歩行訓練をしました。
 プールの広くキラキラ輝く水面、上を見上げると 熊本空港へ着陸態勢飛行中の飛行機が 方眼紙を敷いたような天井の枠 その上のガラス越しにゆっくりと動いていく様・・・、流れる雲の動く様・・・には なぜかしら いつも感動します。
お蔭様で、頼みの筋力も少しずつ、ついてきたような気がいたします。

 この2月5日私たちの国際ソロプチミスト熊本−すみれは20周年を迎えます。認証当時何もわからないまま トレジャラーのお役をいただき スポンサー熊本クラブの当時トレジャラーをなさっていたS様に なにもかも教えていただき大変お世話になりましたこと、それから九州内の新クラブの認証式、記念式典等に、理事会メンバーみんなでどこへでも楽しく行ったこと等 今となってはなつかしく思い出されます。
“例会には休まず出席すること”を私自身の目標にして、心優しい会員の皆様にささえていただき、奉仕活動に参加させていただけることを感謝しながら日々を過ごしています。
 

             

              
   
ソロプチミストシンボルマーク